
通常のウォシュレットを新たに設置する場合、まず電源コンセントの確保が必要となります。
しかし、アパートによっては「トイレ・洗面台・浴室が一体となった3点ユニットタイプ」
の仕様となっており、電源コンセントが設けられていないケースがあります。
これは防水上の安全性の観点から、コンセントを設置すると漏電のリスクがあり、原則として新設ができない構造となっているためです。
先日ご入居された方から、「ウォシュレットを設置したい」とのご相談をいただきましたが、業者へ確認したところ、やはり電源コンセントの新設は不可との回答でした。
その旨をご説明した後、代替案として見つけたのが「水圧式ウォシュレット」です。
このタイプは電気を使用せず、水道の水圧を利用して作動するため、電源がない環境でも設置が可能です。条件としては、既存の給水管から分岐できる配管があることが必要となります。
早速業者へ再度確認したところ、当該物件でも設置可能とのことで、無事に入居者様のご希望通りウォシュレットを設置することができました。
なお、通常の電気式ウォシュレットとの主な違いは以下の通りです。
・電気を使用しないため、便座の暖房機能はなし
・水圧調整式のため、細かな機能設定は限定的
一方で、温水配管と接続することで、冬場でも快適にご利用いただくことが可能です。
電源の確保が難しい物件でも対応できる有効な選択肢となりますので、同様のお悩みをお持ちの場合は、水圧式ウォシュレットの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。